ブラジルの結婚式
前回のルーマニアの結婚式はかなりの体力勝負であった。しかし、あんなにも楽しく踊って、盛り上がって祝ってもらえるとなんだか聞いているだけで幸せになってくる。

今回は、アジア、ヨーロッパを抜け出し、日本の反対側の国、ブラジルの結婚式について話したい。この国もキリスト教が国教としている国であるため、ほかの国とそうそう変わらないのではないかと思われる方が多いかと思われるが、ブラジルの結婚式はキリスト教を国教としている国の中で最も珍しい、そして、世界で見ても珍しい結婚式を行うのである。
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まず、結婚式の準備から珍しいものなのである。なんと、式の会場(教会)の予約、招待状の準備、ドレスのデザインやらなにやら、下準備はほとんど自分でしなくてはならないのである。

さらに、驚くべきことは、重婚を防ぐために、婚姻届を役所に提出すると新聞に「この2人が今度結婚をします。問題のある方はご連絡してください」をいう内容で掲載されるのである。この掲載される期間は1カ月であるため、この掲載が終わってからではないと式を挙げることができない。

日本のように、婚姻届を出せば、夫婦として認められるということではなく、外国、少なくともキリスト教を国教としている国では、届を出して、式を挙げなければ正式な夫婦としては認めてもらえないことがほとんどなのである。こうしてみると、日本もかなり珍しいものであることが分かる。

 そして、結婚式の前日には、披露宴を行う。日本とも、他の国とも、逆である。また、この披露宴は、教会で行われることが多く、牧師の祝福の言葉があったり、オーケストラからの祝福の演奏があったりと内容の濃い披露宴が主流である。日本のように、席が決まっていることが少なく、参加者が自由に動き、自由に楽しむというものになっている。
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 ここまでの準備をして、やっと結婚式を挙げることができる。しかも、結婚式は必ず金曜日、もしくは土曜日の夜から行うのが一般的とされている。

さらに、ブラジル人はとても時間にルーズという特徴があるため、基本的に時間通りに結婚式が始まることはないらしい。そして、これはブラジルだけといわれていることだが、すべての宣誓を自分で行い、神に誓いを立てるという。以上が、ブラジルの結婚式の流れである。神を深く信仰しているがゆえに、このように自分たちで準備やら宣誓などを行うということができるのだろう。